Phasemation フェーズメーション

colums会長のコラム

会長のコラム 183

コラム183は、12月末日より少し早目に〆させて頂き、今年最後のコラムとさせて頂きます、そして年末年始の状況などを纏めて年初に184としてアップさせて頂きます。

当社のオーディオ事業は、B to B事業としての実績を積んでいます。しかし、自社ブランド事業としての B to C 事業は、ブランドのフェーズメーションをかかげてからは10数年の経験で、社歴に比して新しいのであります。私が、起業した最初のビジネスは、計測機器事業の B to B 事業でした、ですからオーディオのB to C 事業の発足当初は全くの素人でした。
事業の立ち上げ当初は、オーディオの好きな知人の面倒をみる事から始めています。その時の顧客は、時代の経過とともにご逝去されることもあり、ご遺族がオーディオ機器を売却されると言うケースに見舞われることがありました。お買い上げ頂いた時は、知人と言うことで目いっぱいのサービスをして、関連機器のお貸し出し、差し上げたもの、愛情込めた設置工事などがありました。それらが無造作に売却されたり、移動されたりの事態に遭遇し、気が付かなければ「フェーズメーション」ブランドのバッチが付いたまま、売り渡される危険に遭遇しました。ご遺族に今更、それは貸したものとも言えず、ブランドイメージの損傷に繋がる恐れには、カネに変えられない危機を覚えるので有ります。
生前は立派な人であっても、ご逝去と同時に法的には義務も権利も無くなり、全て遺族のものになる、この当たり前の事に遭遇するに至り、何故、所在を明確にしておかなかったか、事業スタート時の経験の浅さに深い反省の思いが募るのであります。

最近、体のひねりなどの動作が重くなって、車の車庫入れなどに支障をきたすことが多くなり、先日はコインパーキング場で不正駐車防止用のロック板制御器の箱を車で跨いでしまいました。普通なら何の問題も無いのですが、たまたま、4人乗車しており車高が下がっていたので、燃料タンクの保護カバーが破損してしまいました。そもそも、そんな処に車を動かす事が異常で、自分でも細かい動作と俊敏さに欠けていることを反省させられつつ、余分な費用と時間のロスには腹立たしい思いをしました。

12月2日土曜 14時開演で、神奈川フィルハーモニー定期演奏会にみなとみらいホールに行ってきました。当日の指揮が常任指揮者の川瀬賢太郎、コンサートマスターが石田泰尚、演奏曲目がドヴォルザーク/序曲「オセロ」、スーク/組曲「おとぎ話」の2曲が前ステージ、そしてリムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」が後ステージでした。
「シェエラザード」のバイオリンソロは、お馴染みソロコンの石田泰尚であり、久しぶりのソロを聴きました。私の定期演奏会における定席では、石田のソロを最良に聴くことが出来、相変わらずの素晴らしい音を堪能しました。彼のソロ演奏は、音が小さい傾向が有り、席の場所によっては聞き取れないことがあります。しかし、彼がピアソラ等の現代的な曲を演奏する時は、あまりその点を感じないのが不思議です。

12月8日 19時開演で、懇意にさせて頂いている東京フィルハーモニーのコントラバス首席奏者の黒木岩寿さんのプロデュースによるコンサートがあり、代々木上原のムジカーザに行ってきました。演奏曲目は、ベートーベン/七重奏曲、シューベルト/八重奏曲でした。
出演者が、漆原 啓子、直江 智沙子、鈴木 康浩、金木博幸、チョ・スンホ、岡本 正之、木川 博史、そしてプロデューサー兼コントラバス奏者の黒木岩寿でした。
漆原 啓子は、過去最年少の18才でヴィニャフスキ・コンクールの優勝者で、国際的に活躍するバイオリン奏者です。直江 智沙子は、神奈川フィルの首席バイオリン奏者で、神奈川フィルの交流会でも私のお馴染みです。その他の奏者のご紹介は省きますが、読響、東フィル、N響の首席奏者達で黒木さんの仲間でしょう。
この2曲の大曲を一晩で演奏するというのですから聞くほうも演奏する方も大変です。しかも演奏後に奏者を含めての交流会ですから、内容の濃いコンサートとパーティーで、帰り時間が遅くなることを覚悟していました。
第2バイオリンを奏する直江さんは、神奈川フィルの第2バイオリンの首席であり、当日も漆原さんの第一に対し、第二バイオリンを弾いていました。交流会席上で私が彼女に、貴女のような素晴らしい実力とキャリアの方が、何故ソリストや第一バイオリンをやらないのかと、野暮な質問をしてみると、第2バイオリンが好きなのだそうです。言われてみると、私が男性4部合唱をやっている当時、バリトンセクションが合唱の面白さを最も感じ取るセクションであることを経験したのを思い出し、器楽合奏も同じことなのかと納得した次第です。
メロディーだけが音楽では無い。綺麗なメロディーは大切ですが、メロディーばかりに気を取られると音楽の面白さを逸してしまうものです。失礼ながら、結構この手の幼稚なファンは多いのです。音楽産業に貢献で結構なことなのですが、生涯音楽を楽しむためにも是非ハーモニーを創るパートに注目し、聞き込むことをお勧めします。

12月18日 自動車のレクサス・ディーラーが、みなとみらいホールにてクリスマスコンサートを開催し、招待されて行ってきました。演奏が神奈川フィル、指揮が原田慶太楼でした。
前半がクラシックのアンコールバージョン、後半がミュージカルにクリスマスソングで、演奏内容を見て、行くことにあまり気が進みませんでしたが、神奈川フィルの首席クラスが総出であることから行ってきました。
指揮者の原田慶太楼と言う人は知りませんでした。アメリカで活躍している人とのことで、シンシナティ―交響楽団の指揮者とのことです。この原田がトークする場があり、そこでアメリカではレクサスが大変な人気であると言うことを言っていました。そうか、これが言いたくて原田なのかと思った次第、スポンサーだから仕方ない。
前ステージのアンコールバージョンでは、石田泰尚のバイオリンソロが聴けましたが、例によって聞き取りにくい席でありまして、私の敬遠する席でした。「やはりこの席はこれだ」との思いを再度確認した次第です。ご招待だから仕方無いです。
レクサスLSが、モデルチェンジしました。乗換えたいのはやまやま、しかしホイール・ベースが150㎜も長くなり、今でも大きくて持て余しているのに、この新モデルにはとても乗れません。今、愛用のレクサスLS は、過去にいろいろ乗った経験から、一番素晴らしい車であったことです。今回のモデルチェンジは、何故日本の事情に合わないサイズにしたのか、米国市場の要求が強かったようです。今回は、乗り換えずに、私の寿命に合わせて乗りつづける? それも「あり」かも、であります。

今年の年末年始は、例によってホテルで過ごす予定です。今年は、自身の余命を考えて2人の息子も呼び寄せて家族でステイする事にしました。ホテルの年末年始の企画で思うのですが、普段では有り得ない人数の客をホテルの高級レストランがこなすのですから、その「質」は、如何なものかと疑問を感じるのです。と言うことで今年は、全夕食をブッフェに予約しました。

新年の出来るだけ早い時期にこの続きをコラム184として、レポートすることにしますのでお楽しみに。
皆様には、良い年をお迎えくださることを祈願致しております。

鈴木信行 :すずき のぶゆき

昭和45年勤務先のアイワ株式会社をスピンアウトして独立。

磁気記録に関る計測機器の製造販売の事業を開始し、その後カーエレクトロニクスの受託設計の事業を始める。

何れの事業も順調に発展したが、会長の永年の思いであった、ハイエンドオーディオの自社ブランドを立ち上げ、現在はカーエレクトロニクスの事業を主とし、協同電子エンジニアリング(株)として運営している。

現在、協同電子エンジニアリング(株)の取締役会長として、趣味のオーディオを健全に発展させたいと真摯に研究し、開発に勤めている。

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