Phasemation フェーズメーション

Product製品情報

MC昇圧トランスT-1000

レコードに刻まれた音楽の実在感 アーティストの情念をも引き出す
モノラル構成 高音質 MC カートリッジ用昇圧トランス

カートリッジ出力のバランス受けは、高音質を求める多くの方に認知されようとしています。

2017 年に発売した T-2000 はバランス受に対応し、圧倒的な高音質と情報量でMC昇圧トランスの最高峰との高い評価を頂いております。

我々は T-2000 で培った設計テクノロジーを基に、より多くの方々に T-2000 のエッセンスを楽しんで頂きたく研究を継続してまいりました。

その一つの答えとして、モノラル筐体構成の昇圧トランスを新たに開発。左右の音質干渉が無いことにより、豊かな情報量と高音質を実現させた T-1000 として発売いたします。

主な特長

Lch、Rch 独立完全モノラル 2 筐体構成の強靭なシャーシ構造採用

最高峰の MC 昇圧トランスである T-2000 同様、Lch と Rch を完全に分けたモノラル筐体構造にしたことで、左右での音質干渉を徹底的に排除しました。フロントパネルは 10mm 厚スラントアルミパネル、1.2mm 厚の銅メッキ鋼板シャシー、1.6mm 厚の銅メッキ鋼板カバーのより、強靭な筐体構造を採用し剛性を確保しました。

トランス付近に磁気シールド材を配置することにより、外部誘導ハムと磁気歪の低減を実現しています。

さらに、トランスはハイダンピングラバー材で本体からフローティングされ、外部振動が伝播するのを防いでおります。

バランス伝送対応の入力部

カートリッジのコイルによる発電は、本来バランス動作をしています。これをアンバランス接続で伝送する事は、バランス型のメリットを大きく損なってしまうだけでなく、外来ノイズの影響が音質に大きく影響してしまいます。

図 1 はバランス型フォノケーブルを使用して接続した配線の原理図です。カートリッジのコイル部とトランスのコイル部までがプッシュプルの平衡型で伝送されシールドがそれを包み込む形になるため、外来ノイズの影響を、遮断できる状態になっています。また、トランス入力部の中点と出力部のマイナス側をつなぐことにより、カートリッジ側から見れば完全バランス接続(2 番ピンホット)になります。

図 2 は、一般的な MC 昇圧トランスとアンバランス型のフォノケーブルで接続した場合です。外部シールドと信号線というアンバランス接続のため、シールド側が外来ノイズに晒されますので、ノイズの影響を受けやすいだけでなく、信号線にもその影響が入り込んでしまいます。

新規開発 MC トランス

巻線構造に独自の特殊分割巻き線構造を採用。かつ2次巻線材に高純度銅線 PC Triple-C を使用し大型の EI コアと相まって、広帯域で優れた周波数特性と位相特性を実現しました。

これにより高い低域リニアリティと高効率昇圧(低損失)という優れた特性を達成し可聴帯域内の位相歪を減少させ、全体域に渡り生命力のみなぎる細かな空間表現とより明確な音像定位を実現しています。

高音質部品の採用

入出力端子は高品質・高音質で定評のある FURUTECH 社製ロジウムメッキ端子を採用しました。

フットは外部振動を遮断する重量級金属インシュレーターを採用し、音の解像度アップに貢献しています。

※ご注意  入力は、XLRとRCAのどちらか片方しか使用できません。両方に同時に接続するとノイズを発生する原因になります。

製品仕様

適合カートリッジ出力インピーダンス※1 1.5~40Ω
負荷インピーダンス 47kΩ
昇圧比(電圧利得) 26dB
周波数特性 10~70kHz(±3db)
外形寸法 174(幅)x90(高さ)x173(奥行)
本体質量 2.0kg/片ch
入出力端子 FURUTECH 社製 ロジウムメッキ端子

※1:使用可能カートリッジ出力インピーダンスは1.5~40Ωとなります。