MA-5000のDNAを受け継ぐ真の弟機として開発
Phasemationでは新製品モノラルパワーアンプのコンセプトについて検討を続けてきました。
国内外において多くの評価をいただいているMA-5000のDNAを引き継ぐアンプとしてより手が届く価格を実現することが開発の目的でした。結果、Phasemationのこだわりであるモノラル構成、NON-NFB,三極管による出力という従来のこだわりの技術をベースに、これまでに蓄積したPhasemationのノウハウを採用した、さらに進化した現代のハイスピードアンプとなりました。新製品MA-3000は、フラッグシップ機の弟的位置づけとして現在のあらゆるソースやスピーカーをも微細に、そしてパワフルに感動を伝える最新のモノラルパワーアンプとして誕生しました。
主な特長
出力段に定評のある300Bをパラレル・シングル構成で採用、最大出力25Wを確保
真空管アンプとは決してノスタルジックなアンプではありません。真空管というデバイスは想像を超える信号伝達速度を持ち、使い方によっては半導体式アンプをも凌駕するサウンド表現が可能です。そのためPhasemationでは真空管、しかも可能な限り最も表現力に優れた直熱三極管の使用にこだわっています。MA-3000では三極管を代表する300Bのパラレルシングル構成とし、回路をシンプルにすることで、ピュアでかつハイスピードな再生を実現しています。
ドライブ段にはEL34をトランス結合で構成、微小レベルのリニアリティを追求
音楽信号はドライブ段EL34を3結のトランス結合を経て出力段に送り出されます。特筆すべき点として一般的なドライブ段の回路が電圧増幅段であるのに対し、MA-3000ではフラッグシップ機のMA-5000同様、ドライブ段も電力増幅回路になっている事です。この構成によって得られる低インピーダンス化によって、さらなる微細な信号のリニアリティ向上に貢献しています。
新設計のトロイダル電源トランスによるハイスピードでより広いサウンドステージを再現
MA-3000を新設計するにあたり、電源トランスも一新しました。新設計のハイレギュレーション・トロイダル電源トランスにより電源回路を低インピーダンス化し、進化したハイスピード、そしてワイドなサウンドステージ表現を実現しました。
MA-5000を継承する制振構造が生み出す精緻なサウンド
アンプの内部はノイズ源や振動の塊といっても過言ではなく、多くのアンプエンジニアが日々どうやってこれらを抑え込むかに苦労しています。特に大型電源トランスはその振動も大きく、これらをどう抑え込むかが最終的なサウンドクオリティにとって重要なファクターとなります。MA-3000ではMA-5000で構築したトランスの「免振」技術を継承し、再生音に余計な付帯音のないクオリティを確保しています。
トランスの漏洩磁束制御による滲みのないサウンドに進化
トランスやコイルから発生する漏洩磁束は再生音の鮮度や解像度を下げてしまう大敵です。MA-3000では、すべてのトランスやコイルのシールドは勿論、信号の受け渡し部である真空管に影響が無い様配慮した設計になっています。
こだわりの豪華な外装部品の数々
殆どの真空管アンプの場合カバーを外して聴くのが通常ですが、Phasemationでは装着したままの状態で聞いていただく事を強く推奨しています。それは装着状態で最良のサウンドになるようチューニングをしているからです。また放熱用開口部に施された美しい和柄模様もお楽しみいただくようになっています。フロントパネルにはの現代Phasemationのスラント肉厚フロントパネルを採用しています。