会長のコラム 288
2026年9月のコラムです。
日本列島のあちらこちらで、水害の被害が報道され、「明日は我が身か」と緊張する季節でした。例年の事、二百十日と言って台風の季節ではありますが、今年は桁外れの災害も有り、その規模もこれまた桁外れ。「地球は病んでいるのではないか」と余計な心配が続く季節でした。
「フェーズメーション」のオーディオ・ブランドを主幹する者として、偉そうにいろいろと「おっしゃる」等、影口を聴く事も有るので、今月はその辺りの話をさせて頂きます。
今の私、生活環境は、相模原に住み慣れた住居を持つ傍ら、常日頃の生活は横浜の老人ホームに入居しており、このホームに2部屋借り受け、1部屋をオーディオ専用の部屋としています。そして、もともと住んでいた相模原の自宅には16帖のオーディオ兼ビデオの部屋と、別に12帖のオーディオ専用の部屋があります。ここ相模原には次男夫婦が入居し生活拠点としていますが、私の管理範疇のオーディオ関係は、同じ屋根の下とは言え、別世界(部屋)となっているため、個人的に音響環境の異なるオーディオ・ルームを3室持っている事になります。
オーディオ機器開発に当たり、音楽を聴く目的の元での理想的環境や物理特性の確認には会社の試聴室を使用します。音響工学上の条件を満たした部屋は、とても個人的に持つことは出来ない事を鑑みて、一般的な住宅での音楽試聴の目的に沿う、限界を求める手段として、拙宅に試聴室を用意しています。従って、私は老人ホームの室を含めて、3種の音響条件の異なる部屋を設けている事になり、音楽鑑賞での環境の違い等について、オーディオ機器開発、個人宅への設置への費用対効果等への目的手段としています。
理論的理想条件との違い、音楽を聞く感性の違い等を何処迄許せるか、言ってみれば、商品価格の違い、オーディオ機器の設置環境等のバランス、結果として投資効果のバランス等の目安を求める手段としています。しかし、この結論は音楽への理解度や個人志向の違いが大きく影響するので、聞く人の感性や好みに左右される事項で、少なくとも我々は音楽をよりよく聴くことを目的として機器開発に励んでいるのです。
今月の音楽ライフ
この時期は新国立劇場の公演は休みで、新シーズンの初公演は10月となり、ロッシーニ/イタリアのトルコ人の公演から始まります。
観劇レポートは書き続けますので宜しくご高覧頂きたく、であります。
神奈川フィル定期公演は、みなとみらいホールにて9月5日14時開演で行ってきました。
指揮 原田慶太楼
ソロ・コンマス 石田泰尚
演奏曲目 ガーシュウィン/キューバ序曲
休憩を挟んで、
後ステージが、コープランド/交響曲第3番
以上でしたが、私、現代音楽は積極的に聞く事は無く、言ってみれば興味が無いということですが、それでは常日頃音楽マニアを自称する資格無し、と言われても仕方ないので、聞く機会が有れば積極的に聞くと云う、勉強中というところでご勘弁頂き、音楽マニアを自称する資格を確保すべく努力する思いで居ります。またの機会には相当のレポートをと思いますので、宜しく。